ストーリー STORY
大学3年生の大友勇輝(のせりん)は就職活動にまったく身が入らず、人生の行き先はおろか、生きる興味さえ見失っていた。進路を決めていく同級生、海外でバリバリと働く母親を横目に、周囲から一人だけ取り残されていく孤独感と将来への虚無感に包まれていた勇輝に、「夏休みは、こっちでゆっくりしないか」と福井への訪問を呼びかけたのが、伯父の嶋崎保男(風間トオル)だった。福井での生活を始めた勇輝はある日、溺れている人を助けようとして自身も溺れてしまう。彼を助けてくれたのは、「若狭和田ライフセービングクラブ」のメンバー。見ず知らずの自分を助けてくれた…。勇輝がお礼を述べると、クラブのリーダーである立石泰彦(徳重聡)をはじめとするメンバーは、「目の前に助けるべき人がいたら、躊躇なく助ける」「人を守り、海の安全を護る。それがライフセーバーだ」とこともなげに語る。海を愛し、誰かのために勇気を振り絞る彼らの信条を目の当たりにして、無気力だった勇輝の胸に熱い思いが芽生えた。「ライフセーバーをやってみたい」――。勇輝の挑戦の日々が始まる。